26日夜と27日夜の2回観たのですが、個人的には26日夜の方がツバサの出来がよかった気がします。27日夜は台詞を噛んだりするミスがなくてよかったんですが、どうも無難な印象で。26日夜の方が、告白シーンで台詞は噛んでしまったものの役に入り込んでたような。アドリブにも参加したりしてノリもよかったし。なので、26日夜の感想をベースにして、27日夜はアドリブの違いなどを書いていこうと思います。
衣裳はあちこちの雑誌にレポ写真が載ってるので、そちらを見てもらえばおわかりだと思います(「Top Stage」が良いカンジです)。
<主な出演者>
堂本光一(コウイチ)
今井翼(ツバサ)
黒木メイサ(リカ)
秋山純(アキヤマ)
町田慎吾(マチダ)
米花剛史(ヨネハナ)
屋良朝幸(ヤラ)
2005年2月26日(土)夜の部・27日(日)夜の部
■***・「曲名」はパンフレットより
ACT 1
■Overture
「OVERTURE〜SHOCKメドレー」
オーケストラピットが上がってきて、オーケストラ&指揮者に扮したコウイチが登場!!指揮棒が光るんですが、翼魂を思い出してしまいました(笑)。そこから前回までのSHOCKの中から何曲かメドレーで披露。「ONE」もここで歌ってて、あぁ〜1年ぶりの帝劇だなぁ、と思い出に浸ってました(笑)。
■ドリーム・ゴースト・シアター(オフ・ブロードウェイ)のショー
「ツバサ(リョウ)・ピアノsolo」
ツバサが上手上方の壁からピアノを弾きながら登場。でも26日夜は上手側に座ってたので、ツバサの顔が半分しか見えませんでした(涙)。さらに上手の番号で観てた方はもう全く姿が見えなかったそうで、最初の登場でこれはなぁ〜、とちょっと思ってしまいました。まあ踊る所では全然なかったのでまだよかったんですが。ピアノを弾きながら、「どうぞごゆっくりお楽しみください」とご挨拶してました。
ステージ下手から劇場のオーナー・アキヤマ登場。ドリーム・ゴースト・シアターについての説明。オフ・ブロードウェイの舞台で、客席数も少なくセットも簡単なモノしかない。だからみんな華やかなオン・ブロードウェイに憧れてる。古い劇場なので、お化けが出るので気をつけて、特にそこのあなた!!と言って最前列の客を脅かしてました(笑)。
ゲストが来ている場合は、はるばる日本からお客様がということでここで紹介があります。26日夜は、黒柳徹子さん&マッチ。27日夜は、中居アニキ。アニキは突然過ぎて席が用意できなかったらしく、パイプ椅子でご観劇。わたしは1階の通路脇に座ってたんですが後ろを振り返ると扉前にパイプ椅子に座ったアニキが(笑)。暗くてよく確認できなかったんですが、黒っぽいハンチング帽にジャケット、ジーパンで靴は白で金属がジャラジャラついてるような個性的な靴だったと思います(スマファンの姉に報告したら、それは正真正銘中居だと申しておりました。笑)。
「So Feel It Comeing」
前回までの「Put on a Happy Face」もよかったけど、今回の曲も好きです〜。いかにもSHOCKのオープニングらしい華やかな曲です。コウイチが金色衣裳でいつもの客席に向かってのフライング。
「パネルマジック」
ツバサが登場。踊りながらツバサがパネルに向かって手を下ろすと、コウイチさんのタペストリーが下りる。上手下手それぞれのパネルが中央に移動して、すれ違う瞬間にコウイチ登場!これはもう恒例のマジックですね。
「ホライズン」
これは前回までのSHOCKから引き継いだ曲(=「New Horizon」)。コウイチ・ツバサ・アキヤマでステッキダンスあり。わたしが観た回はどちらも失敗なく踊ってました。
間に真っ赤なマスタングが空中浮遊するというイリュージョンを挟んで、再び「ホライズン」。ラストは、上手下手それぞれMAが持った布からツバサとリカが登場して、全員で歌う。この辺りは前回までのSHOCKと似たようなカンジですが、オフ・ブロードウェイという設定なのでセットもシンプル(というか何も無い。笑)。
■ドリーム・ゴースト・シアターのバックステージ
千秋楽も無事に迎えたし、ここはアキヤマの奢りで!とツバサが調子良く言うと、アキヤマが慌ててこの劇場にそんな余裕ないよ、と止めに入ります。コウイチはそこをちゃんとわかってる、コウちゃんを見習えとカンパニー全員にお説教するのですが、ABC戸塚に「筋金入りの濃い顔して」と言われ振り返り、今言ったヤツ手挙げろ!と言うと一斉に手を挙げるカンパニーたち(もちろんツバサも。笑)。そこでやってきたコウイチはアキヤマに「針金が入ってるのか?」(笑)とアドリブを繋げます。27日は「刺激の強すぎる顔」と言われたので、コウイチは「ニキビができそうだ」と繋げてました(笑)。コウイチから領収書を手渡されたアキヤマが「シャンパン代・・・シャンパン大!」と叫ぶと中央には超特大のシャンパン登場(錦戸楽のときに翼が抱えて出てきたヤツですね。笑)。
シャンパングラスが出てきて、コウイチさんが「みんな取っちゃって!」と可愛く言い、みんなで乾杯シーン。ここでコウイチさんの声がいきなりおっさんになり」(誰の真似なんだろうか?笑)「アッキヤマさぁ〜ん!シャンパンいただきまぁ〜す!!」と言うとみんなも「いただきまぁ〜す!!」(笑)「My Pleasure」前回のSHOCKと同じ「ホライズン」の歌詞違い。ここの場面のツバサが楽しそうで良いんですよね〜!!26日夜は千秋楽に乾杯!でパナちゃんにおしり触られて笑ってました(笑)。その後ダンサーさんと3人で楽しそうにおしゃべりしてました。
ここでリカちゃん登場。コウイチお疲れ!と駆け寄るリカちゃんに、ツバサが駆け寄って話しかけます。
ツバサ「見てくれた?マジックのアシスト・・」(ってパネルマジックの所のダンスですよね?)リカ「見てない」
ツバサ「リカのダンス・・」リカ「上手いでしょ?ありがと」
ツバサ「この後、いい店さぁ〜」リカ「またハンバーガー?」と冷たく言い放つリカちゃん、そして軽くあしらわれたツバサ(笑)。この辺りの情けなさっぷりがすごく良い(笑)。
風邪引くと大変だからとコウイチの汗をタオルで拭いてあげてるリカを見て、「ヘークション!」と思い切りわざとらしくアピールするツバサ(けなげだわ。笑)。リカに「はい」と白い布を渡され「やさしいな〜、リカは」と自分で嬉しそうにフキフキしつつ、最後に「って、ぞうきんかよっ!」と一人ノリツッコミするツバサには客席も(笑)。
もうとにかくリカちゃんは終始一貫してコウイチしか見えてないんですよね〜。ツバサのことはその他大勢なの。これが後々の伏線にも多少なっていると思うのですが。ここはリカがコウイチにネックレスを渡す場面もあったりして、観終わった後になっていろいろと、あ〜こういう意図があったのか、と思わされる所でした。コウイチが屋上へ行ったのでリカが後を追い、その後をツバサが追いかけます(少女マンガのようにけなげだ。笑)。
■劇場の屋上
コウイチ・ツバサ・アキヤマの子役としてチビッコJr.が3人登場の回想シーン。ツバサがコウイチ遊ぼうよ〜とダダをこねてて、コウイチはダメだ!と言うんですが、アキヤマが遊んでやれよ、と中に入って、コウイチがしょうがないな〜、ダンスの練習終わってからな!とかなんとか言ってました。
「New York Night」
コウイチが歌って、リカとしゃべってるうちにツバサ&MAも出てきて後半はみんなで歌ってました。
チビッコJr.たちを見て、コウイチとツバサが子どもの頃を思い出して語る。MAのメンバーも幼なじみの設定らしく、ツバサはいつもコウイチに挑発されてライバル心剥き出しだったよな、と言うと、コウイチがそれは今でも変わらないさ、と答えます。夢はオン・ブロードウェイ、そしてアキヤマの夢は自分の劇場をブロードウェイ一の劇場にすること。でも今はバイトしないと生活できなくてごめんね、と謝るアキヤマ。そして先程のシャンパン代の話を持ち出した途端、コウイチがさっと話を切り上げて全員逃げて行きます(笑)。
コウイチは突如屋上に現われたマスタング(笑)に乗り込むのですが、明日はバイトの後で「ハイティーン・ブギ」を歌いながらみんなでドライブしよう!と言って「あれはバイクか!」とセルフツッコミ(笑)。27日は俺のF1の話を聞きながらドライブしようと言って、アキヤマに「またですか?コウイチ以外には面白くない」と言われてしまい、「俺が面白いからいいんだ!」と開き直ってました(笑)。
■アルバイト
「GET MY EYES ON YOU」バイトシーン。赤いエプロン姿のツバサ&青エプロンのMAが登場!モップを使ったダンスで、斜めに倒れかけたモップをキャッチするのに、26日夜はちょっと失敗しかけてパナの方を見て「危なかったよ〜」みたいに苦笑いしてたのが可愛かったです。27日夜はなんなく成功。雑誌のMA記事でモップシーンで失敗したらおごるというルールだったと書いてあり、だからあんなに周りを見回して踊ってるのね〜と納得(笑)。このシーンのダンスが可愛くて好きです〜。
■劇場横の裏路地
「ちょっと休憩しよう」と下手奥のベンチにヤラ・コウイチ・ツバサが並んで座ってダンス。「なんか余計疲れた」とコウイチさんは言ってました(笑)。
007のポスターが貼られ音楽がかかり、みんなスパイごっこのように手で銃を構えるポーズをとって、音に合わせてダダダダダ!と撃つ真似をするんですが、コウイチさんだけは腰を前に突き出して「マイ・マシンガンだ!」(笑)
モンローのポスターを見て、コウイチがツバサと二人で嬉しそう〜に指さして話してると本物?が歩いてきます。二人して抱きつくとコウイチはアキヤマ、ツバサはマチダと抱き合ってしまい、慌てて離れようとするんですが、これがなかなか楽しい(笑)。Johnny's Webの連載で町田さんが言ってたセクハラはこのときですね。27日夜はツバサに突き飛ばされてマチダさんが転がってました(笑)
今度はSHOCKのポスターが張られ、「Put on a Happy Face」が流れると「飛ばなきゃ!」とフライング前ダンスのコウイチ。そしていざフライング!ですがコウイチは助走のみで、一緒に真似してたアキヤマが見事オケピの奈落へ。チーン!と鳴ってツバサも含め全員で合掌(大爆笑)。
後のバイクネタもそうですが、「Endless SHOCK」では前回までのSHOCKのパロディもところどころに入ってて、それもまた楽しいです。
ポスターを貼ってる壁がペラーっとはがれてきてみんなで大騒ぎするんですが、ここでコウイチとリカが仲良く歩いてるのをツバサが見つけてすごく淋しそうな表情するんですよね〜。で、最後はコウイチが壁を直そうとするんですが、頭に直撃!「ハゲちゃうな〜」と小声で呟くコウイチに周りも否定しません(笑)。
そして劇場からアキヤマがドライブ用に張り切ってキンキラキンの衣装を着て登場して変なポーズをとり、26日は♪ハイティ〜ン・ブギ〜♪とご機嫌で歌うと、コウイチが「お前バカにしてるだろ!」とツッコミ、それにツバサも乗っかって「バカにしてる」コウイチ「だよな〜」と二人でアキヤマいじりに走ってて「そんなこと言うなよ〜」アキヤマが困ってました(笑)。
ツバサがリカをバイクに誘うと、コウイチが「海辺にとめちゃうのか?」とツッコミ、ツバサが笑いながら固まってたのが面白かったです
(そこで♪ハイティ〜ン・ブギ〜♪って歌えばさらに面白かったのに。笑)。で、バイクはやめとけ、でないと・・ということでコウイチの一人芝居開始!バイクに乗ったら橋から落ちちゃって、「大腿部複雑骨折です」とか言われて、「踊れますか?」「踊る?何を馬鹿なことを!!」・・・ってなっちゃうからやめとけ、などと言われてました(笑)。
リカが持ってきた新聞に、カンパニーのショーが大絶賛された劇評が載っていて大喜びの仲間たち。「俺がもっと光を浴びるチャンスだ!」とツバサが喜ぶのですが、アキヤマに「光を浴びるのはコウイチ。キミは今一度翼を広げて羽ばたくのさ」と言われ、じゃ、アキヤマは?とツバサが返すと「飽きられて山に捨てられて終わり」と自虐ネタ(笑)。
オン・ブロードウェイ進出に喜ぶ面々に、俺の劇場はどうなる?ととまどうアキヤマ。そんなの売っちゃえばと言うツバサや、とにかくせっかくのチャンスなんだからと言う仲間たち。ここでもリカちゃんはひたすらコウイチのことだけ考えてます(笑)。オンもオフもない。最高のショーができる場所を選ぶだけ、というコウイチに対し、これからもコウイチと勝負し続ける、俺はこのチャンスを絶対モノにする!と息巻いて去るツバサ。
「Don't Look Back」
カンパニーの心がバラバラだと感じてはいるが、それでも「ショーマストゴーオン」なコウイチ。オン・ブロードウェイでのショー開幕。
■World Adventure2
「World Adventure2」
前回SHOCKでは「ワールドアドベンチャー」だったのですが、まさにバージョンアップといったカンジ。
・「America」アメリカ。これは前回のセットと同じ、ブロードウェイのネオンが吊られてます。ツバサは銀のスーツ。コウイチに対してライバル心メラメラのツバサなので、いつも厳しい表情をしてるんですが、このシーンの女性ダンサーと組んで踊る所ではなぜかいつも笑顔。なんか笑わされるようなことが起こってるのかな〜と気になります(笑)。
・「It's A Groove」前回のジャングルをより進化させてて、コウイチの炎を使った振りやネットフライングあり。
・「Rap&Tap」ここからは短時間で場面がコロコロ変わります。
チャイナではツバサがオレンジの衣裳を着て登場。ここの場面は雑誌にもたくさん載ってますが、腕と手首の角度が素敵。
ブラジルはMAがサンバ衣裳を着て登場。プレゾンでの「情熱の一夜」衣裳を思い出しました(笑)。
イタリアではツバサがブルーの上下で襟や袖口がチェックの衣裳で登場。「タランテッラ」(南イタリアの民族舞踊)をイメージしてるのかな?ステップが小刻みで大変そうだけど、あくまで軽やか。
・「Love and Loneliness」
スペイン。コウイチさんのダンスはさすがです。この曲の途中で足を引きずりながらツバサが一瞬だけ舞台奥のセットに現われてまたハケていきます。結構このシーンのツバサを見逃してた方もいらっしゃったようなのですが、見逃すとこのあとの楽屋シーンがよくわからなくなってくるのですよね〜。なんでツバサはあんなに怒ってるんだ?と。
・「Shrine(神殿)」
ギリシャ。WSでも流れたコウイチが逆さ吊りになってのフライング。コウイチ以外は白衣裳。
■ニューヨーク・シアターのバックステージ
セットが動かなくなり出番に間に合わないうえに足をケガしてしまったと怒り心頭のツバサ。謝りにきたスタッフさんに物凄い迫力で怒鳴り散らしてます。演技とはいえ、怖いわ〜(笑)。決められたことを完璧にやるのがプロだと主張するツバサに、だからお前は成長しないんだと指摘するコウイチ。臨機応変に対応してこそプロだ、自分のことだけでなく常に周りを見て動けとツバサに言い放ちます。この辺り、堂本光一としての考えが入ってるような気がして興味深いです。じゃあこのケガは俺のせいだって言うのか?と文句を言うツバサに、もうお前はステージに立つなと言うコウイチ。
俺はもう次のショーのことを考えてるというコウイチに、まだショーは始まったばかりなのに、ととまどうカンパニーの仲間たち。今のショーに満足してるんだったら俺抜きでやれ、と言い切ります。そんなコウイチについていけないアキヤマがこのショーが終わったら自分の劇場に戻ると言うと、後ろを振り返るんならオフに戻ればいいと冷たく言うコウイチに驚くカンパニーの面々。リカは何があってもコウイチについて行くから!と乙女全開(笑)に言うのですが、これまたコウイチに早くスタンバイしろと冷たくあしらわれて楽屋を出て行きます。そんな仲間たちやリカを見て、このカンパニーをメチャクチャにしてるのはお前だ!と詰め寄るツバサ。そして、ツバサは楽屋の隅になぜかある(笑)真剣を手に取り出ていきます。
コウイチは自分のことを認めてくれない、所詮自分はコウイチに追いつけないという焦りもあったと思うけど、アキヤマやリカたちカンパニーの仲間がコウイチに冷たくされてるのを見て余計に逆上したようなカンジですよね。ショーが一番大事で仲間のことは二の次(のように見える)なコウイチの態度に耐えられなかったんだな〜と。まぁそれでショーぶっ壊すために日本刀持ち出しちゃう辺りがツバサもぶっ飛び過ぎなんですが(苦笑)。
■Japanesque Show
「Japanesque Show」
・「プロローグ(花魁)」
・「城攻め」
・「合戦」
・「死闘」
・「罠」
・「落城」
コウイチ軍vsツバサ軍のラストサムライ。ここはホントにすごい殺陣でした。あと、みなさんおっしゃってましたが、ツバサが花魁リカちゃんを連れ去るときや人を斬った後にフッと笑うところとか、真剣を渡されてからのツバサの表情の変化がすごくよかったです。てっきりショーが止まると思ってたのに、ツバサに向かって来るコウイチに、これは真剣なんだぞ!と竹を斬って見せるけど、コウイチは逆にツバサを挑発してツバサもついにコウイチを本当に斬ってしまう。その後コウイチがツバサを斬る(これは予定の動作ですよね)んだけど、ツバサは自分がコウイチを斬ってしまったことに呆然として斬られても突っ立ったままなので、コウイチがツバサを突き飛ばして倒れさせるところなど、演技が細かいな〜と思いました。ラストのキメポーズをとったあと、階段を転がり落ちるコウイチを慌てて起き上がってのぞき込み、頭を抱えるところもツバサのなんとも言えない気持ちが伝わってきてよかったです。
あとは余談ながら花魁姿のリカちゃんがすごい綺麗だった。その横でMAが鳴り物演奏なのですが、マチダが横笛を吹いてるのを見て思わずKTKの牛若を思い出してしまいました(古〜。笑)。
ACT2
■プロローグ
「死への招待」
「In The Cemetery」
コウイチかっこいい〜!こういうの翼にも踊って欲しい〜。
■シェイクスピア劇
・ハムレット
・リチャード三世
・ロミオ&ジュリエット
あとのシーンのアキヤマとリカのやりとりを聞くと、アキヤマが自分の劇場でやっている演目とアキヤマ自身の夢の中がリンクした内容になっているようです。
ツバサはリチャード三世で登場。深緑の軍服姿がかっこいい〜。みなさんが心配されてたセリフもしっかり言えてました(笑)。ただ最後の「自分を憐れんでいないのだからな!」という台詞が1日目は聞き取れなくて、2日目にその前の台詞から注意して聞いてるとわかりました。あれって早口で気合い入ってるからなのかなぁ。
ロミオとジュリエットはとにかくコウイチとリカが美しい〜!普段はオヤジでもやっぱり王子様なのね、と思いました(笑)。
■ドリーム・ゴースト・シアターのバックステージ
リカが看護婦からなにやら手渡されてる場面があり、その後、楽屋にいたアキヤマに何か言いかけるんですが、アキヤマの夢の話になり結局言わずに楽屋を出ます。
ここでいきなりコウイチ復活登場!!ジャケットを頭まで被り、♪トゥールル、トゥルル♪と徹子の部屋のテーマを歌いながらステップ踏んでました(笑)。27日は♪S・M・A・P・スマ〜ップ♪と歌いながらステップ(コウイチさんの選曲が懐かし過ぎます。笑)。ゲストご観劇のときは、その方にちなんだ曲を使ったアドリブをやるのが恒例のようです。
「The Lady is A Tramp」
第一発見者(笑)の黒人女性ラターニャとデュエット。このときのコウイチがニコニコで可愛い。みんなに知らせてくるわとラターニャが去ったあと、ひさびさの劇場床にのんびり寝転ぶコウイチ。リカがコウイチを見つけて、固まります。コウイチにネックレスを渡すのですが、そのときコウイチの手に触れまたまた固まるリカ。コウイチにどうした?と聞かれますが、なんでもないと答えて変なヤツだな〜と言われてます(ここが後々への伏線なのですが)。
MAを驚かす為にリカに口止めして壁裏に隠れたと思ったら、途中で1幕のアキヤマのキンキラキン衣装を着て「ギンギラギンにさりげなく」のステップを踏みながら一瞬だけ登場して引っ込み、すぐに元の衣装になって出てきました(芸が細かいわ〜コウイチさん。笑)。MAの会話にさりげなく入り込み参加しているコウイチに気づきウワーっ!と驚くMAに、コウイチもワー!と叫ぶんですがその理由が「アキヤマの顔がアップ〜」(笑)。
MAからツバサはまだオン・ブロードウェイの舞台を続けていると聞いたコウイチは、とっても嬉しそう。でもそのショーももうすぐクローズするようだと聞いて喝を入れに行くか!とツバサのいる劇場へ。
■ニューヨーク・シアターのオンステージ
「Watch Me!」翼ソロです。これがタイトル通り、コウイチがいなくったって俺がやってやるぜ!みたいな気負った歌詞で、ABCバックに踊ってます。かっこいい〜。ただ、MAのみなさんからは「いっぱいいっぱいってカンジ」「一番責任感じてるのはツバサ」だと心配されてます。ツバサに早くコウイチのこと教えてやろう!と急ぐMA。
■ニューヨーク・シアターのバックステージ
「Why Don't You Dance With Me」これもタイトル通り最初はコウイチ&MAで踊りながらツバサを踊りに誘うんですが、ツバサはノってこない。でもコウイチの挑発に乗り、ツーコーラス目はツバサ&ABCでダンス。間奏のコウイチvsツバサの対決ダンスもすごくかっこいい!!でラストは全員で踊るのですが、なぜかツバサが思いつめた表情になり途中で踊りをやめて抜けてしまいます。
なぜ最後まで踊らないんだと言う仲間たちに、事故のときの刀を真剣にすり替えたのは俺だと告白するツバサ。
ショーマストゴーオンを掲げるコウイチにショーを中止させることで、俺の勝ちになるハズだったのに・・・
どうやってもコウイチには勝てない、どんなにコウイチを好きでも振り向いてもらえないリカも自分も犠牲者だと叫ぶツバサ。リカにナイフを渡しこれで俺を殺してくれ、でないと俺は救われないと頼むのですが、そのナイフでリカはなぜかコウイチを刺す!でもなんともないコウイチ。コウイチは実は既に死んでいて、リカは病院で看護婦さんから形見のネックレスを受け取っていたのです。衝撃を受けるカンパニーの面々(そうか!これがSHOCKなのか。笑)。ツバサもうずくまって頭を抱えます。
最初は驚いて動揺していたけれど、現実を受け入れることができたコウイチ。ツバサに対しても、ショーではどんなことがあっても対応するのは当たり前で、対応できなかったのは俺の方だ、お前はちゃんとショーを続けたじゃないか、と励まします。もう一度コウイチのショーに立たせて欲しいと言うツバサに、コウイチも俺の最後のショーだから思いっきりやろう!とカンパニーみんなに宣言。
この場面では他のキャストのみなさんもですが、ツバサの目もウルウルしてて、コウイチと向かい合う所で涙がこぼれてしまい、下手側に行ったときに手で顔をぬぐってました。
「What 10(ju) wanna say」
前回からの曲ですがツバサは踊ってなかったので、今回一緒に踊ってくれて嬉しいです。かっこいいダンスなんだけど、サビの後ろ手をひよこみたいにヒラヒラさせる振りが可愛くてツボ!復帰したコウイチを取材する記者に取り囲まれるシーンでは「お腹の傷見せてください!」と何度も何度もトライする記者に最後はリカが一発お見舞いしてました(笑)。
途中で俺がいなくなってもショーを続けるようにと言い残すコウイチ。ツバサの「行くぞ〜!」の掛け声には客席から拍手が。
■It's A New World On The Earth
「It's A New World On The Earth」
・「プロローグ〜ナオキsolo」
ナオキさん、すごかったな〜。もうすごいしかいいようがないです(笑)。
・「コウイチvsナオキ」
コウイチさんは和太鼓、そしてドラムでナオキさんと対決。
・「Fly」
ラダーフライング。これもビックリでしたね〜。2階からも見てみたかったです。
・「インターミッション」
ツバサ。紺黒白の衣裳が素敵。ダンサーさんの持つ旗が黒薔薇の紋様なので西洋の騎士といったカンジ。ドラムスティックを持ったナオキさんと立ち回り。
・「マスク」
マスクを次々変えるこれまでのマスクと中身としては同じ。
・「Yoru-no-umi」
これはいかにもコウイチさんな曲。
・「大桜」
全員白衣裳。最後倒れたコウイチをツバサが抱きかかえるんですが、コウイチがツバサの頭をそっとなでるように手を置いてその手がパタっと落ちてツバサがギュっとコウイチを抱くのがじ〜んときました。
■Ending
「CONTINUE」
ツバサはラストでも目が赤くなっててずっとウルウルしてました。
それにつられてわたしもちょっぴりウルウルきそうになりました(ちょっとだけかよっ!笑)。
カーテンコールでは、翼は千秋楽のステージの青衣装。
ずっと真面目な表情でしたが、光一さんに話しかけられて笑顔で応えてました。
|