舞台はコンサートとは違います。
1度でも舞台を観に行かれた方(「KYO TO KYO」は少し特殊な形式のショーだったので今回は外します)ならば、おわかりでしょうが、これが初めての観劇になる方も大勢いらっしゃると思います。
マナー違反をすると出演者・スタッフ・観客全員に迷惑がかかります。その場にいる人みんなが気持ちよくミュージカルを楽しめるように、一人一人が気をつけましょう。
ここで、いくつか観劇の際に注意することを書いてみましたので、お読みください。ここに書いたことは、どんな舞台を観に行くときでも基本は同じです。
◆うちわ・ペンライトの禁止
うちわ・ペンライトの類は、絶対に持って行かないでください。一切、必要ありません。
双眼鏡・オペラグラスはO.Kです。
◆観劇にふさわしい服装を
コンサートとは違い、帝国劇場という歴史と伝統ある舞台で上演するミュージカルです。
ジーパンにトレーナー、フリースなどの軽装はやめましょう。ちょっとおしゃれ(フォーマル)な服装がおすすめです。
ワンピースやスーツなど。もちろん普通のブラウスにスカート・ズボンなどもO.Kです。ジャケットなどを上手に活用してみるといいと思います。
◆携帯電話は切りましょう
携帯電話の電源は切っておくか、消音(マナーモード等)設定にしておいてください。
上演中に携帯音が鳴るのは最悪です。バックライトが気になるので途中で取り出すのもやめてください。
幕間休憩時に電源を入れたら、休憩終了時には必ずまた電源を切ってくださいね。
◆私語は慎んで!
上演中にず〜っとベラベラ隣同士でおしゃべりする方がたまにいますが、周りで観ている人が舞台に集中できなくなり、とても迷惑します。途中休憩・終演まで私語は慎んでください。
もちろん、楽しい・面白い場面で笑ったり、感動する場面で拍手をしたりするのは一向に構いません。妙に堅苦しく考えずに、楽しんで観劇してください。
ただし、歓声(というか、悲鳴・奇声)をあげたり、出演者の名前を叫んだりすることは絶対にやめてください。ショータイム中も同じです。本編が終わったからといって気を抜いてコンサートのノリで叫ばないようにしてください。
◆きちんと座りましょう
観劇中は、背もたれにしっかり背中をつけて、なるだけ体や頭の位置を動かさずに座りましょう。決して前のめりに身を乗り出して見ないでください。劇場の椅子の間隔は、ゆったり腰掛けてちょうど良く見えるように設計されているので、前のめりになると後ろの人にとっては頭が邪魔になって見えにくくなってしまいます。結構知らない方が多いようなので、注意してください。
あと、途中で立ち上がったり席を離れたりもしないでください。
もし、前の席の人が前のめりに身を乗り出して見ていた場合は、勇気をもって「背もたれに背中をつけて見て下さい」とお願いすることも必要だと思います。その際には、喧嘩腰にならずに(笑)あくまで真摯な姿勢でお願いしましょう。
ファンの態度の悪さは、タレントさん自身の評価の悪さにつながります。上記のことをしっかり理解したうえで、舞台を楽しんでください。
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